我が家のしつけ
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散歩はいつから?
ワンちゃんのしつけや習性に詳しいKさんから散歩その他について、貴重なアドバイスを頂きました。ご参考までに掲載します。

 ご無沙汰しております!  人間は寒い寒いと縮こまってますが、チビ達は白い息を吐きながら走り回ってます(^-^) お散歩は、基本的には3ヵ月のワクチンが終わってからと言われてますが、経験から言ってそんなに神経質にならなくても大丈夫みたいです。45日の最初のワクチンから1週間後には、社会性を身につける為にも、簡単なお散歩をし始めても良いと思います。心配であれば、抱っこして色々な所(踏み切りや、交通量の多い道路や、海や、他のワンちゃんがいる所も良いですがなるべく交わらせないように!)に行ってあげても良いんじゃないでしょうか。
 ご飯の量やあげ方、うんちなどは成犬になった時の大きさによって違うので、一概にアドバイス出来ません>すみません。ただ、子犬時の下痢や嘔吐は気を付けてあげて下さい。 それから、人間用の牛乳もあまり良くないのであげない方が良いです。あまり参考にならなかったかもしれませんが、何かまた気が付いたらすぐメールします!
 成犬になってからの下痢や嘔吐は、何日も続かない限り心配ありませんが、子犬時の下痢や嘔吐は命に関わる病気に感染してる可能性もありますし、下痢による体重減少も、子犬にとっては大変な事です。ただ、環境が変わったり、何かその子にとってストレスになるような事があると、うんちがゆるくなる事はあるので、元気や食欲があるようなら1〜2日様子をみてあげても大丈夫です。緑色の粘便は、恐らく食糞したのではないでしょうか。駆虫はしてありますか? とにかく、下痢や嘔吐をしたら食事を抜いて下さい。胃腸を休ませてあげるのが一番です。(12/12)
早期不妊手術について
7/9、県南で保護活動している北里大学犬部代表・太田快作君から、「早期不妊手術」についてのメールを頂きました。抜粋して紹介します。(7/11)
早期不妊手術というのは、一般に生後4週齢から2ヶ月齢までに行う不妊手術のことです。アメリカを初めとする海外ではかなり一般的になりつつあります。 早期不妊手術というのは、犬猫の頭数過剰問題の解決策のひとつとして、主に用いられ始めたのです。これがアメリカで定着するには少し経緯がありました。 アメリカなどを始めとする海外では、動物愛護団体が新しい飼い主に動物を譲渡する際、その年齢に関わらず必ず不妊手術を行ってから譲渡しています。 しかし、初めからそうだったわけではありませんでした。動物保護活動が始まり、不妊手術の必要性が認められてから、愛護団体や行政の保護施設などは、新しい飼い主に譲渡する際、必ず不妊手術を施してもらうことを条件にしていました。しかし、それでも不妊率は上がらず、保護施設に持ち込まれる動物の数は減りませんでした。 次に、不妊手術を前金制にし、譲渡の際に先に不妊手術にかかる料金を払ってもらい、そして実際に手術を行う際は払わなくてすむようにしました。しかし、それでも捨て犬捨て猫は一向に減りませんでした。そして、それではもうやってから出すしかない、ということになり、早期不妊手術が研究され、その安全性が確認され、 保護施設から動物を譲渡する際にはその動物の年齢に関わらずたとえ幼齢であっても必ず不妊手術を済ませてから譲渡することにしました。すると、ついに犬猫の処分数が減少し始めたのです。 また、この早期不妊手術には頭数過剰問題の解決の他にも動物に対するメリットがあります。まずは生殖器関連の病気(乳腺腫瘍、前立腺癌、他)のリスクの軽減です。やはりこの手の病気はたとえ初回発情前であっても成長すればするほどリスクは高くなります。従って、早ければ早いほど、このリスクを少なくすることができます。 次に挙げられるのが、精神的なストレスの少なさです。不妊手術の術後の動物を見たことがある人は知っているかもしれませんが、如何に不妊手術が簡単な手術とはいえ、やはり全身麻酔をかけ、体の一部を切られた動物のストレスは決して軽いものではありません。少なくともその日1日くらいは沈鬱になっ てしまいます。しかし、早期で手術を行った場合、幼若でまだ何もわかっていないうちにやってしまうので、動物本人に対するストレスはほとんど認められず、麻酔が醒めてくればすぐ に遊び始めるようです。自分も写真などで見比べたことがあるのですが、早期でやった仔猫などは術後2時間でもうけろっとしていました。比べて成猫の場合は、麻酔が醒めてからもじっとして瞳孔を開かせ、非常に神経質になってしまうことも多いようです。 http://www.pet-hospital.org/guidance14.htm 。自分としても、この早期不妊がかなりこの問題に対しての鍵になると考えています。by Ohta 04/07/09
足の裏で分かる迷い犬?
迷い犬の情報がたまに入ります。見に行くと、どれも毛はやつれて怯えていて元気がありません。 元々の捨て犬と迷い犬の違いは人になついているかどうかが、一つの目安となります。 >捨て犬は警戒心が強いのはあたりまえですが、迷い犬もホームレス生活が長くなれば捨て犬そのものの風体になりますから厄介です。
  ある日、知り合いの方からドブ川に落ちていた犬を保護したという電話があり、駆けつけました。臭くて汚くて体中は毛玉だらけ。首にはなぜかちぎれたビニール紐。 本人には気の毒ですが、つけたあだ名がゾウキン君。だいぶ、老犬で眼も弱くなっている感じでした。 ところが、よく見ると足の毛並み、形が何となくきれいで、長年ホームレスをやっていたとは見えません。 肉球の皮膚も硬くなくて、爪も形が整っていて削れていません。足には生活歴が出ることがあります。飼い犬かも…と思い、まず保健所と警察に届けることを勧めました。
  翌日、保護した方が届けたら、すでに飼い主さんが届けを出していました。その日の夕方、めでたく ご対面となったのでした。もしも飼い主さんが見つからなかったらどうしようという心配もありました。しかし、足の裏がきれいだったのが幸いして最近迷ったばかりの犬と直感させ、ハッピーエンドとなったのでした。(7/2)
ストレスが高じて犬がオブジェに?
ユメは、Kさんが保健所から親子共々引き取ってきた雑種犬。それをわが家で貰い受けたのですが、2日ばかりは水もエサも受け付けず、 部屋の隅に置かれたオブジェ状態。お洩らしもその場です。周りを猫がジロジロ見つめて、うろつくのですから無理ありません。 このままでは衰弱して大変なことになる…! そこで、いったん母犬の元に里帰りさせることにしました。 ホームシックで落ち込んでいた人が帰省して親や友人と過ごしたら元気になったという話を思い出したからです。
  ユメの場合も図星でした。たった1日だけ親元にいただけなのに、戻ってきたときは最初ぎこちなかったのですが、 前とは様子が全然違っていました。犬のオブジェから普通の生きた犬に戻ったのでした。
 ここで学んだことがありました。元気がない、食欲がないときは環境に適応できないでいることもあるので一時親元に帰して元気を回復させる-ということです。パソコンだって調子が悪いときはリセットすれば直ることがあります。あれと似ています。
 先ごろ、青森市内のお宅に貰われた子猫には仲良しだった兄弟と会わせる(貸す)ことでホームシックを克服しました(ワンニャン日記参照)。人も犬・猫も環境が変わればストレスで気分が落ち込むのは同じなわけです。そこで、里親さんにはいつも言います。「私たちにだって水が合わないだとか言って、環境に慣れるまで時間がかかります。子供だったら夜泣きしたり、オネショしたりします。それと同じですよ」 (6/22)
愛犬が石を飲み込む?
愛犬が石を呑み込む?まさか…と思うでしょうが、珍しくないようです。だいぶ前にある先生から聞いたことがあるのですが、 大型犬は簡単に呑み込むようです。当の本人(犬)は遊び感覚、硬い物を噛む習慣のつもりでしょうが、出て来なかったら大手術ということも考えられるのです。
  対策としては、砂利・小石を避けることです。それができない場合は、通水性のある人工芝・スノコを敷くことがいいようです。実際、あるお宅ではこれをやってからは小石などを呑み込むことはなくなったという電話を頂きました。
声かけが出発点!
動物作家・戸川幸夫さんが書いたエッセイか何かに、衰弱して死にそうな犬がいたが、「がんばれよ、死ぬなよ」と励まし続けたら、元気になったというエピソードが紹介されていました。声がけがいかに大事かということですが、子どもたちが犠牲になる事件や引きこもりだとか、登校拒否だとかの話を新聞なんかで読むと、いつもこの声がけのことを思い出します。子どもたちは、親や先生、友だちから声をかけられていたのだろうか、それとも無視されて、淋しい境遇にあるのでは…。 声をかけ合うことは親密さ、信頼の証しであると思います。初めて犬・猫を飼う里親さんには「眼を見つめて、声をかけて下さい」と、いつも言うことにしています。 (6/7)
吠え癖、無駄吠えはどう直す?
1 聞いた話からですが、吠えたら空き缶を道に落としたりします。人と同じで幼児期が肝心と言います。嫌がること、不快なことはかわいそうですが少しの辛抱です。犬はかん高い音に反応します。これを危険音と感じているのかも知れません。実際にやってみたら効果がありました。ただ、かわいそうだと思う方はやめたほうがいいかも知れません。
2 掃除機を先日試してみました。効果があったのですが、その後は確認していません。私の場合、休日に遅くまで寝ていると家内に枕元でこれをやられます。もちろん、効きめは抜群。とくに二日酔のときなんかは…。
3 酢も効きめがあると言われています。吠えたら適度に薄めたものをスプレーします。ただ、家中が酸っぱくなると思い、やっていません。木酢(木炭の煙液?)の忌避スプレーが販売されています。これは焦げたにおいがするので、火事と勘違いするのでは…と言われています。木酢には悪い虫を寄せつけない作用もありますが、人間には使用しないでください。 (5/16)
万が一のことを考えて飼い主がやるべきこと
ちょっとした気配り・工夫で迷子を防げます。
1 首輪(なるべくだつたら目立つもの)に飼主氏名・電話・住所を油性ペンで明記
2 鑑札を付ける。
3 名札を付ける。(5/16)