活動の記録

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★*☆* 2011年 活動の記録 *☆*★

 12月11日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 12月なのにもう真冬。特製湯たんぽを用意したり、ケージを風除けビニールでくるんだり…と、当会ならではの冬の譲渡会。あいにく雪と風に見舞われた日でしたが、幸いに動物と出会えることを楽しみにしていたみなさんが大勢参加。5匹が新しい飼い主さんの元に旅立ちました。
 11/13の譲渡会で、めでたく下北・薬研温泉峡に嫁いだカナが久しぶりに元気な姿を見せてくれました。ところが、このカナ、下北の山中で騒動を巻き起こしていたのでした。
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 カナが貰われて行ってから10日ほど経ってのこと。散歩の途中でHさんが弾みでリードを手から離してしまったのでした。好奇心盛んなカナ。それに自由になったことが余程嬉しいのか、キャンプ場付近を飛ぶように駆け回り、いつしか姿が見えなくなってしまったのでした。
 いつもの散歩コースなのでHさんはそのうち帰ってくると思っていました。でも、周りは深い森、流れが早い谷川もあります。探しても探しても見つからないカナ…。心配になったHさんは代表Tに電話。連絡を受けたTは翌日、下北へ。
 その日は12月としては、最近にない大雪。青森からだと3時間以上の道のり。薬研は冬の静寂が支配する墨絵のような世界…。雪の上には足跡がたくさんありました。沢の下から上がって来て森のなかに続いています。犬の足跡には見えませんから、狐・狸・うさぎかも知れません。森の中で叫んでも、林道を駆け上がっても気配がありません。結局、この日は空振り。
 翌日、朝から青森は猛吹雪―。行くか行くまいかと迷っていました。家を出ようとしたちょうどそのとき、Hさんから電話。「カナが帰ってきましたよ!今、すごい勢いでごはんを食べているところです!」。9日ぶりの帰宅でした。
 Hさんによれば、隣家の奥さんと外で話していたら隣りのワンちゃんが大きな声で吠えたそうです。裏の別荘がある林を見たら、3本足のカナが雪をかき分け、かき分け走ってきたそうです。すこし痩せていただけでケガはしていません。
 譲渡会では久しぶりの対面ですので、会うのが楽しみでした。尻尾をふりふり抱きつく…そんな感動的なシーンを想像。ところが、カナは譲渡会に訪れていた方が大勢いたせいか、Tに目もくれません。あんなに心配して、下北の大雪の山中を探し廻ったのに!?Hさんも「カナ、一体どうしたの!」とつれないカナを叱っていました。ドラマと現実はだいぶ違っていたのでした。

 11月27日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会

 産まれたり、保護したりというケースが多いので、臨時譲渡会となりました。不妊・去勢の必要性については口が酸っぱくなるほど訴えているのですが、人間の都合より自然の摂理が勝るようです。つい愚痴が出てしまいます。とはいっても、11/13の譲渡会が13匹ももらわれたので、2匹目のどじょうを狙ったのがほんとの理由です。
 当会は青森市が活動のベース。それなのに弘前をはじめとした津軽地方からの持ち込みや、猫がほしい…という方がかなり多いように感じられます。この日は今にも雪になりそうな寒い日でしたが、油断していたら産まれてしまって…という方、かわいい子がいたらぜひ…という方がけっこうお出でになりました。
ねらいどおり、もらわれたのは猫10匹、久しぶりの子犬は予約渡しも入れての3匹でした。持ち込みの飼い主さんには不妊・去勢を忘れないでください…とお願いしました。

 11月13日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 秋も深まってきて、朝晩は寒いくらいです。被災地支援ということで一時預りを行ったのはいいのですが、初めはどうなるものやらと心配でした。それでも仙台から譲渡依頼で来ていた猫たちが1匹ずつですが、もらわれています。ほんとに感謝しております。
 今日のトピックはカナがもらわれたこと。だいぶ以前、十和田保健所に保護されたときには交通事故に遭っていたらしく、右後足の先の壊死が進んでいましたので、北里大学で手術、切断したのでした。行き先は下北半島大畑町・薬研温泉。これからは自然がいっぱいの山あいの温泉郷で暮らすことになります。遠いのでなかなか行けませんけど、カナには最高の環境です。カナは臆病なはずなのに負けず嫌い。鹿、狸、それに熊も出るということですので、案外、番犬として働いてくれるかも…。
 今日もらわれて行ったのはカナとねこ13匹!会員みんな、今日はどうしたのかしら?と驚きながらも大喜びでした。

 10月9日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 お天気は晴れで、空気が軽く感じられます。今日は久しぶりにワンちゃんが参加しました。それと新城の公園近くの町内会長さんから譲渡依頼の相談があった子猫たちもいます。
 十和田から来たワンちゃんは血統書付(わたしたち愛護活動する者にとっては無価値ですので、飼い主さんには不妊するように強く勧めました)の黒柴でした。人なつこい、いい子たちでしたがなぜか残ってしまいました。中型とはいえ、幼犬にしては大柄の感じだったところが敬遠されたかもしれません。
 結局、もらわれたのはねこ4匹。弘前からここのところ、何回か続けて参加しているKさんの子ねこが一匹ずつもらわれていき、Kさんはさびしそうでしたがほっとしていました。
 9月から10月にかけては行事が連続していますので、会員同士、無理しないで交代しながらやりましょうと確認しあいました。


 10月1日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
     in 生涯学習フェア2011
(青森県総合社会教育センター)

 恒例の「生涯学習フェア」(主催・県総合社会教育センターなど)に参加しました。参加団体は幼稚園の鼓笛隊、農業高校の生徒や女性グループ、趣味の団体、社会学習・教育団体など様々。昨年は午後になってから大雨に遭い、てんやわんやでしたので、中庭に面した廂のスペースをお借りしました。今回もあいにくの天気で風が強かったのですが、人出はかなりのもの。館内は催し物や出店で賑わいました。
 弘前弥生の広場から来たヤギさん、ウサギさんは子どもたちに今年も大人気。お利口さんラブは警察犬で、一生懸命に演技をしていました。
 当会はふれあい譲渡会をメインに無料迷子札づくり、名物となった?孫内産ブドウを販売し、並べて1時間半もしたら完売。今回は鶴ケ坂のおばさんたちが丹精込めてつくった野菜も販売しましたが、ほぼ完売の大ヒット(賑わいづくりのための原価販売)。
 この日決まったのはねこ2匹だけでしたが、動物好きのご家庭にもらわれていきました。
 ※9月から県総合社会教育センター主催の県民カレッジの連携機関(単位認定講座)になりました。県民カレッジ受講生のみなさんが当会の公開活動(ふれあい譲渡会など)に参加すると単位を取得できます。

 9月29日(金)ペットと防災を考える集い

 再び東日本大震災のような災害が起きたら―。起きないことを祈りたいですけれど、こればかりはどうにもなりません。備えあれば憂いなし。被災地の動物+人間向け支援を続けて来ましたが、その報告を兼ねて、いざというときの備えについて考える、必要な犬・猫用グッズを揃えての勉強会となりました。
先着60名なんて東奥ミニガイドに載せましたけど、参加したのは赤ちゃんとM紙記者を入れて9名(^^;)。防災について学ぶことに意義があるわけですから、ま、初回だからこんな感じかなというところでした。
 写真は避難先で使える便利な避難グッズを並べたものです。狭い避難所で便利なものは丸っこいキャリーよりも安定した四角形のケージがお勧め。なぜ?避難先での一人当たりのスペースは横1M×縦2M=2平米程度…畳約1畳が割当ですので、上に荷物を重ねられるものが便利。フードはなるべくなら缶詰よりもドライ。器、箸、水は貴重品ですから。今回は1回目でバタバタしましたけど、次回は余裕をもって取り組みたいと考えています。

 9月25日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
        in 弘前カルチュアロード2011
(弘前市土手町)



                   Sorry,No photo!



 9月11日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 今日の譲渡会は大振りの雨の中での始まりとなりました。受付は風除室、いつものようにテントを設営しての開催でしたが、徐々に雨も小ぶりになり、開催半ばで雨が止んでくれました。
 仙台から一時預かりで三沢市で暮らしていたヨーキー、ラブちゃんが譲渡支援に変わり、新しいご家族として手続きのため青森まで来てくれました。また、同じく仙台からやってきた子猫たちにも新しいお家が決まりました。この日は地域で暮らしていた子猫たちも含め、8匹の猫たちが新しいご家族とめぐり会うことができました。幸せを願いつつお渡しとなりました。
 9月から県総合社会教育センター主催の県民カレッジの連携機関(単位認定講座)になりました。
県民カレッジ受講生のみなさんが当会の公開活動(ふれあい譲渡会、その他行事)に参加しますと単位取得の対象となります。県総合社会教育センターから2週間ほど前にお話があったものです。愛護、不妊・去勢など動物に必要なことがカレッジ受講生(年配の方がほとんど)に広まり、活動について理解が深まることを期待しています。

 8月14日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 お盆の中の譲渡会の開催となりましたが、たくさんの人たちが足を運んでくださいました。
 子猫たち、母猫たちの参加も多く、むつ市からは親子で6匹参加、弘前市からも子猫たちはすでに貰われたもののお母さん猫ちゃんを連れて参加。外に青森市内で保護された猫、被災地からの猫たちも参加し、全部で20匹の猫たちが参加してのに賑やかな譲渡会となりました。
昨年貰われた高齢犬ラブラドールのルークがむつ市から遊びに来てくれました。もう一匹、新しい家族をお迎えのためです。黒ラブ子犬とのご対面もなんら問題なく、子犬が服従の姿勢をとったことからでしょうか。ルークおじさんは吠えることもなくナメナメしながら受け入れてくれたように感じました。ルークは毎晩のように、い夏を乗り切るのに寝る前に水風呂に入れてもらってぐっすりと寝ているとのこと。2匹仲良く暮らす姿を思い浮かべました。

 8月7日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
          
in 弘前豊田児童センター


 被災地からの引き取り動物たちのための臨時譲渡会を弘前市豊田児童センター前庭で開きました。 初めての場所での臨時譲渡会でしたが、新聞の夕刊ミニガイドへの掲載、FMアップルウェーブさんにもラジオで放送していただいたこともあり、たくさんの方が来てくださいました。
 仙台から7月に11匹、8月に3匹の親子猫ちゃん、弘前で生まれた雑種・子犬たちを譲渡支援で預かっていましたが、その子たちが参加しました。熱中症対策の濡らしたタオル、保冷剤なども持ち込み、水分補給をしながらの開催となりました。
 ご縁に繋がったのはワンちゃん3頭、猫8匹が新しいご家庭に引き取られて行きました。完全室内飼い、不妊・去勢手術もしてくださるようお願いしました。
 上の写真右下はタックン改めアッ君です。保護した当時の悲しそうな面影もなく、ちょっとふっくらした感じでとても優しい顔つきになっていました。
※福島から甲斐犬とラブのミックスのドンちゃんは、一時預かりさんのもとでこれからも家族として一緒に暮らしていくことになりました。

 7月24日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会

     
 今日は夏猫は敬遠されるという、この時期に臨時譲渡会を開催しました。連絡もなく子猫たちを連れて参加した方もいて、写真もなく、カルテの準備もなく、バタバタと準備をすることになりました。お母さん猫は子猫たちが育ったので畑に戻したということでした。子猫たちはまだ小さいのでもう少しお母さんのお乳を飲ませていただくようお願いし、畑からお母さんを連れて、後日、お母さんも譲渡会に参加させてくださいとお願いしました。
 今年、保護される子猫たちは回虫が多く、レボリューションの滴下をすると驚くほどの回虫が出ていました。駆虫は参加されるみなさんにお願いをしているメニューの一つです。
 これから暑さも本番。散歩するワンちゃんたちには熱中症に注意してください。会場のケージのなかにも熱中症対策(ひんやりマット、凍らしたペットボトルなど…)をしています。一時間の開催は猫たちにとってもストレスになることもありますので注意しながらの譲渡会となりました。

 7月10日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 気温29度、風もほとんどなく、スタッフは首にタオルを巻き奮闘!とうとう暑い季節がやって来ました。今日は猫だけ21匹の参加です。こんなときに、なぜ…とため息。当のニャンコたちはというと、保冷剤の上で大の字になり気持ちよさそう(^^;)。
 6月の譲渡会に参加して仮予約がつき、一旦は母猫の元へと戻った兄弟は優しそうな方が迎えに来てくれ、2匹揃って新しいお家へと旅立ちました。母猫ちゃんも譲渡会終了間際に貰い手がついて、先住猫との相性を試す「ふれあい期間」に入りました。相性が合い「譲渡」になることを祈ります。今回はこの親子猫を含め10匹に新しいお家が決まりました。みなさん、ありがとうございました。

 6月12日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 


 穏やかな初夏…、譲渡会開始前だというのに100人くらいの方がつめかけてくれました。お目当ては5月2日に生まれたばかりの子犬たち?5〜6倍の抽選により幸運にも引き当てた方は、大事そうに新しいお家へと連れて帰りました。
 子犬の他にも子猫が20匹参加しました。事情により飼えなくなってしまった8か月のトイプードルの子などなど。お客さんやスタッフ、突然の参加犬・猫がいたれして会場はてんやわんや!来ていただいたお客様に十分な対応ができなかったかもしれません。申し訳ございませんでした。
 あれよあれよというまに時間が過ぎ、終わってみれば参加動物25匹のうち14匹が新しい家族にめぐり合うことができ、5割6分と好成績を修めました!もらわれた子みんなが幸せになぁ〜れ。

 5月3日(火)〜5日(木)動物ふれあいウィーク2011
              
(青森県動物愛護センター)


 毎年、ゴールデンウィークに開かれる県愛護センターのイベントに参加。今回は被災地での活動を紹介したパネル展示、迷っても戻ってくるようにと願いをこめて手作りしたワンちゃん用バンダナのプレゼントと迷子札(プラバン)の手づくり。
 たくさん用意したバンダナはあっという間になくなりました。世界に一枚だけのプラバンづくりも愛犬のために楽しそうに作られていたご家族がたくさんいて、来場された皆様に喜んでいただくことができました。

 4月10日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 足元には、クロッカス、チューリップ、ムスカリ、柴桜…色とりどりの花々が咲き乱れ、枝先には“ピンクの春の使者”が出番を今か今かと待ちわびています。日差しも日を増すごとに暖かくなってきました。
 譲渡会場へつくやいなや、開始前だというのに黒山の人だかり!新聞掲載の効果はすごい!と感じました。肝心のワンニャンたちはというと、会場への到着が遅れて、目当てにいらした方々は、首が長〜くなっていました。
 参加してくれたのは猫が4匹、犬が1匹。その中の1匹トラ猫のポンタ君は、今日で5回目の譲渡会参加。今日もらわれなければ地域猫として放そうか…というところでした。最後の祈りが通じたのか、あたたかなそうなご家庭へもらわれていったのでした。よかったよかった。
 1時の開始から30分もしないうちに参加した4匹すべてが新しい飼い主さんのもとへ、新たな旅立ちを果たしました。
 また、会場には被災地へ…とたくさんの支援物資が届けられました。皆様のあたたかい善意を胸に受け、来週にも、3回目となる支援物資を被災地へお届けの予定です。本当にありがとうございました。

 3月10日(日)ワンニャンふれあい譲渡会



                   Sorry,No photo!



 2月13日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

ムーとチャコ


 大荒れとの天気予報―。開催できるか心配されましたが予報が大外れ!日なたは春と見紛うばかりの暖かさ。会場では犬2匹・猫8匹が良縁を待っていました。
 落ち着きのない成犬ムーちゃんは、ずっとお座りや、歩行練習などしつけの訓練を受けていました。終了の間際には大分お利口さんになっていました。これからもいっぱい練習して新しい飼い主さんを待とうね。ミニチュアダックスのチャコちゃんは、預かりさんの姿を探して、あっちをきょろきょろこっちをきょろきょろ、大きなお目々で見ていました。
 8匹の猫たちは、麗らかな春の陽気になんだか気持ちよさそう。うとうとする子、仰向けに大の字で寝ている子…さまざまでした。みんなに幸せを…と願わずにはいられません。

 1月9日(日)ワンニャンふれあい譲渡会



 吹雪の中、会員も頭に雪をかぶりながらの作業で、ビニールシートや湯たんぽなど寒さ対策を万全にし譲渡会をを開催しました。今回も県内各所から18匹の子猫が希望に胸を膨らませ参加しました。
 以前会員のYさんが保護したさんまちゃん(新しい名前はジジちゃん)が飼い主さんと一緒に遊びに来てくれて、Yさんや他の会員に幸せそうな姿を見せてくれました。
 悪天候にも関わらず大勢の方々においでいただき、7匹の子猫が新しい飼い主さんとめぐり合うことができました。後日連絡をしたところ、新しい名前もつけてもらい元気に幸せにしているということです。 現在当会が関わっているすべての犬猫に幸せが訪れるよう、今年も会員一同がんばって参りますので、ご支援・ご協力を何卒宜しくお願いいたします。 
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