活動の記録

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★*☆* 2012年 活動の記録 *☆*★

 12月9日(日)ワンニャンふれあい譲渡会




 もう本格的な冬将軍の季節。雪がちらつくなか、たくさんの方々に来場していただきました。そんな師走の慌ただしい時期にあっても、5匹の猫ちゃんが新しいご家族と暖かいお家を見つけることができました。
 里親になっていただいた方のなかには、前回、弘前/豊田児童センターで開かれた臨時譲渡会に行けなかったと、わざわざ足を運んで下さった方もいました。
 私たちスタッフは新しい飼い主さんの笑顔と幸せになった子どもたちの姿を見ることが励ましになっています。そのために「そのうちにお便りをくださいね」とお願いしています。また、譲渡後に飼養・処置状況を確認するための連絡票(官製はがき)をお渡ししています。その一部は当会HP「幸せになった子たち」にアップ、会報にも掲載しています。ぜひご覧ください。
 この日もカンパや物資をいただきました。ワン・ニャン共々心から感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m

 11月25日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
          in 豊田児童センター(弘前市)



※弘前で開催するのは3回目になります。出会いの機会を多くしたいと考えています。
 今日は10月に引き続き、豊田児童センターでの臨時譲渡会です。珍しいくらい晴れ上がった青空が広がるお天気。でも、かなり冷え込んでいて、スタッフ、来場していただいた方々も寒そうです。いよいよこれからが毎年とはいえ、試練の季節となります。
 参加した猫ちゃんたちは当会特製の湯たんぽに身を寄せて暖をとっていました。こんななか、6匹の猫ちゃんが新しいお家を見つけることができました。今回新たに家族として迎えてくださった方々と猫ちゃんたちの末永い幸せをお祈りします!
 今回の譲渡会には、福島から来た織姫と彦星(先日、家出して1週間くらいリンゴ畑を走りまわり大騒ぎでした)、県動物愛護センターから引き取られたノンちゃん、数年前に青森市から貰われていった障がいをもった圭介ちゃんが遊びに来てくれました。

 11月11日(日)ワンニャンふれあい譲渡会



 冷たい雨がぱらぱら…もう空は冬模様です。シロは会員宅で一か月過ごして体が丈夫になったような気がします。先月決まらなかったのは足が大きかったからのようでした。今回は?と思っていたら熱心に撫でている子がいて、シロもうれしそうにじゃれていました。若いお父さんに聞いたら犬を飼った経験があるとのこと。浪岡からお出でになったご家族でした。シロはひと月待って良縁に恵まれたのでした。
 ねこは8匹が参加しました。このうち、4匹は耳先カット(不妊・去勢済みの目印)ねこで、2匹に新しいお家が見つかりました。
 チビたちのその後…。チビは長期の預かりとしました。とても健康で世話がかかりません。しつけ直しも必要ありません…ということで良縁を待つことにしました。
 母犬マミは元の飼い主、Tさんの東京にいる娘さん宅に行くことになり、譲渡会の3日後、青森空港から東京へ旅立ちました。先住犬のチワワがいるので、今ごろ一緒に公園を散歩しているかも知れません。

 10月28日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会


 弘前豊田児童センターを12時頃に切り上げて、青森へ急ぎました。津軽平野は灰色の雲が垂れこめていました。青森に着いたら会場の準備はできていて、青森チームとお客さんが弘前チームが着くのを待っていました。
 こちらでもシロとチビは人気者。シロを希望する方はいるのですが、家族と携帯で連絡を取れなかったり、高校生だったりしてなかなか縁がまとまりません。とうとうこの日はお預けとなりました。 チビ&母犬・マミ
 チビは「待て、お座り、お手、伏せ」の4拍子ができるお利口さん。それなのに声がかかりません。当会の年長記録は8才のGレトリバーでした。12才は無理でしょうか?…連れてくるとき、心配そうにTさんが見送っていました。チビは遠ざかる町景色を窓越しにいつまでも眺めていました。
 この日は、弘前・青森を合わせてねこ8匹、犬1匹が新しい飼い主さんの元へ、幸せになるために旅立ちました。


 10月28日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
                  in 豊田児童センター(弘前市)



 きょうは忙しい一日でした。10時半から弘前豊田児童センターで臨時譲渡会、午後はマエダガーラモール店さんでの定例譲渡会。曇り空で少し寒く感じますがのどかです。
 先月、どうぶつ基金の助成で不妊・去勢を行ったのですが「戻さなくても…」という子たちがいたり、「物置に居着いて…」「油断していたら…」などの理由で預かりさんが手いっぱいになってしまったので弘前での臨時開催となりました。
 ねこが11匹と、福島から来たふわふわ子犬の白黒兄弟、1週間前に東京にいる飼い主さんのご家族から飼い主さん探しの相談があったチビ(雑種、12才、メス)などが参加。
 子犬兄弟はぷちぽん盛岡のFさんが弘前まで届けてくれました。2か月ということでしたが大きめです。それでもホームページに掲載したら問合せしてくれた平川市のFさんにクロちゃんが決まりました。以前、大型犬を飼っていたそうですので安心して任せられます。
 チビは母犬マミちゃん(15才)とあわや保健所行き?の話もあったのですが、まず飼い主さん探しを…ということになったのでした。そんな事情を知ることもなく、チビは子どもたちを相手に大あくび。愛嬌を振りまいていました。


 10月14日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 とても気持ちがいい小春日和…。寒くなりそうと用意した湯タンポも必要ないくらいでした。
 今回ははかわいらしい子猫たち、おとな猫がたくさん参加しました(本当は悲しいことです)。その中の2匹に新しいお家が見つかりました。予約をいただいた子も1匹ですがいました。幸せになってほしいと切に願います!
 ペット(家庭動物)は、元はといえば人間が都合よく野生動物を飼い慣らして適応させたものです。ところが、なぜか身勝手な理由で捨てられている現実があります。初めて出会ったときの喜びを忘れずに、最後まで責任をもってかわいがっていただきたいものです。
 見捨てられる命が一匹でも減ることを祈って活動しているのに、たくさんの子猫たちが保護されてやって来ます。命を育める環境があるのでしたらホームページに掲載されている子猫たちにぜひ温かい手を差し伸べていただきたいものです。
(先月下旬、どうぶつ基金の助成事業で無料不妊・去勢した猫たちがいたのですが、術後の様子を見るために参加させませんでした)



 10月13日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
            in 生涯学習フェア2012(青森県社会教育センター)




 早朝の雷雨が晴天へと変わり、女心と秋の空は…とにかく雨が降ったり止んだり。お天気が心配されましたが、今回は県社会教育センターで開かれた「生涯学習フェア2012」への参加です。湯タンポにくっついている子、肉球を触れっぱなしでも知らんふりして寝てる子もいたりして、命の大切さをアピールできたと思います。
 譲渡会への参加はワンちゃんはなく、ネコちゃんだけでしたが6匹が温かいお家に貰われて行きました。これから寒くなりますので、猫には暖かいお家が必要です。譲渡会に参加しているワンニャンたちは、生死の境を切り抜けて来た子や、心に傷を受けた子もいます。一生懸命幸せになる希望を捨てずに、人間を信じるペットたちたちがいることをを知っていただければありがたいです。
 センターの内外ではたくさんの催しものが開かれていました。弘前弥生の広場からはヤギさん、ウサギさんたちが来てくれて子どもたちに人気でした。当会は恒例の青森産の野菜、ぶどう、リンゴの産直会も開き、一時間半もしたら完売状態でした。ありがとうございました。

 9月23日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会





 9月16日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
          in 弘前カルチュアロード


Sorry,No photo!




 9月9日(日)ワンニャンふれあい譲渡会&
         ふれあいコーナー in かもめ苑
(外ヶ浜町平舘)
   
 今日は定例譲渡会の開催日ですが、東津軽郡外ケ浜町/かもめ苑でのお祭りと重なってしまいました。かもめ苑は地元の平舘福祉会が東京都から運営を委託されている障害者福祉施設。当会は3回目の参加です。この日は朝から雨模様…現地に着いたと思ったらどしゃ降りとなってしまいました。
 動物ふれあいコーナーには、福島から来たミナムちゃん(白、韓国ドラマ主人公の名前)はKさんご家族と一緒に、同じく青森/Iさん宅に嫁いだジュナちゃん(茶、ご近所の子どもがつけました)、黒猫アンコ(姉妹にキナコがいます)、黒トラのイナちゃん(つがる市稲垣出身)ちゃんが参加しました。お客さんの中に当会から譲渡された猫を飼っている方がお二人いて声をかけてくれました。どちらもとても元気だそうです。
 お祭りには、施設に入所している方やそのご家族、地元の方などが雨にもかかわらずたくさん来場。コンサート、子どもたちによるダンス、ゲーム、食べものコーナーなど盛りだくさんの催しものを楽しんでいました。
※定例会場での譲渡会では子猫3匹、成猫1匹が貰われて行きました。写真は忙しかったのでうっかりして撮り忘れてしまいました(^^;)。

 8月26日(日)ワンニャンふれあい臨時譲渡会
  


 今年は子猫の里親さん探しの相談が多く寄せられています。中には県動物愛護センターから紹介(申し合せで了解しています)されたという方もいます。子犬の譲り受け希望は多いのですが、子猫はそうもいきません。抱えている人が多いので、アイスノンや扇風機を用意して暑さ対策をしたうえで久々の臨時譲渡会となりました。
 参加したのは子猫7匹と成猫1匹。夏猫を避ける人が多いのですが、やらないと大きくなってしまいますし、後がつっかえることになります。結果は子猫4匹が新しい飼い主さんに貰われて行ったのでした。この時期にしては大成功でした。
 この日、参加したキャバリエはお見合いだけして後日無事、弘前へ嫁ぐことができました。

 8月12日(日)ワンニャンふれあい譲渡会



 先月中旬、さくらお母さんファミリーとハート君が福島・浪江町からやって来たのですが、HP「譲渡コーナー」に載せたところ、子犬2匹は7月中に飼い主さんが決まり、今日は残った子犬1匹が参加。4人から希望がありました(さくらお母さんは弘前に貰われて行き、ハート君は黒石/会員さんが一時預り中)。
 避難区域にはまだ犬猫たちが多数放浪しているとのことです。原発事故後、全国動物ネットワークを通して国、福島県などに保護を訴えていたのですが、心配されたことが現実になってしまいました。子犬は希望者が多いのですが、成犬は今後どうしたらいいの…と考えてしまいます。
 お盆前なのでたくさんの買物客が来店していました。譲渡会場にも多くの方にお出でいただきました。暑かったので熱中症対策をしての開催でしたが、子猫5匹、成猫1匹が新しいご家族の元へ旅立って行きました。感謝、感謝です。


 7月8日(日)ワンニャンふれあい譲渡会
   
   

 6月10日(日)ワンニャンふれあい譲渡会


 ちょっと涼しいかなというお天気。ワンニャンたちはこの日も元気です。
 今日は福島・双葉町から譲渡支援でやってきた大きな体の大(だい)ちゃんが参加。岩手の愛護グループ、ぷちぽん盛岡さんが当会との中に入り、先月5日に東北道花輪SAまで連れて来てくれました。大ちゃんは8才くらい(お話があった時は3才?)のラブのミックス、メス。原発事故の後で地元に戻った愛犬家に保護されていました。人馴れしているので、子どもたちに大人気。その隣りでは、マエダ・ガーラモール店さんの催し物があり、親子牛(子牛は3頭)がいて、子どもたちがにらめっこしたり、話しかけたりしていて、こちらも人気者でした。乳搾り体験には列ができ、ときどきお母さん牛がモ〜と鳴いていました。この日は子猫6匹が新しい飼い主さんの元に貰われて行きました。

 5月13日(日)ワンニャンふれあい譲渡会
 



 木々の緑、草花の色が日毎に鮮やかになるのを感じます。今日は母の日。そのせいか、マエダガーラ店さんのお客さんはいつもより多いような気がします。譲渡会場も始まる前から黒山の人だかり(マエダさんがチラシのイベント情報に載せてくれました)。
 参加したのは子猫が弘前市/Wさんが保護してくれたグレーのトラちゃん、青森市/Zさんが保護していた子猫ファミリーほか10匹。子犬は福島から譲渡支援でやって来たポメラニアン/ノンちゃん、問合せが多かった柴/コロ松、なおこきょうだいや、チワワ、ダックス、プードルなど、なぜか小型ワンコたちばかりの9匹。出戻りのシーズー/ペコちゃんもいます。
 開始30分して希望者を募ったところ、柴のコロ松は一番人気で15人の方が手を挙げてくれました。その他も8人、10人と引っぱりだこ。それぞれ抽選となりましたが、外れたみなさんには申しわけない気持ちでいっぱいでした。
 約1時間の譲渡会でしたが、終わってみたら子猫は10匹全部、犬もダックス1匹除いて(譲渡で持ち込んだ飼主さんがずっと抱いていたから?)飼主さんが決まり、合わせて18匹が新しい飼主さんの元へ旅立ったのでした。

 4月8日(日)ワンニャンふれあい譲渡会
 





 風はまだ冷たいのですが、やっと春らしくなりました。会場のマエダ・ガーラ店さんの玄関先には入店のじゃまになるのではと心配になるほど大勢の方がいらっしゃいました(次回からはじゃまにならないようにします)。
 今日は、大人ねこが2匹、それに成犬がミニチュアダックスフ、シーズー、柴+秋田ミックスなど4匹が新しい飼い主さん宅に貰われていきました。
 シーズー/ペコちゃんは仙台から避難してきたワンちゃん。会員宅に12月からお世話になっていました。さっぱりとトリミングされていて子どもたちに愛嬌を振りまいていました(右上)。足長の柴+秋田ミックス/メイちゃんは1才3か月。どうなるの…と心配でしたが、以前飼っていたワンちゃんとそっくりということで今別町に嫁ぐことに。さっそく甘えていました(右下)。
 下北薬研から来てくれた3本足のカナちゃん(左下から2番目)は太った感じ。飼主Hさんが福島第1シェルターまで行って貰い受けてきた遊び相手のシバくん(5か月、左下)にいつも追いかけ回されているそうです。

 3月11日(日)ワンニャンふれあい譲渡会

 春が待ち遠しい3月ですが、相変わらずの寒さです。それでもどことなく雲の間から差し込む光が強くなった感じがします。今日は3・11東日本大震災からちょうど一年。いろいろな意味で力が試された一年でした。
 県愛護センターで「3・11震災を越えて」と題してセミナーがあるので、女優で動物愛護家として知られる杉本彩さんの講演、動物愛護支援の会八戸/中村さんの現地報告などがあるので、2グループに分かれての活動となりました。杉本さんは、動物愛護についてもっと手を差し伸べることができるのに行政が追いついていけないでいる―と鋭い指摘もしていました。
 譲渡会ではねこ16匹、ミニチュアダックス2匹が参加。このうち、ねこが2匹嫁ぐこととなりました。

 2月12日(日)ワンニャンふれあい譲渡会
   


 雪…雪…猛吹雪のなかの譲渡会となりました。30万都市でこんなに雪が積るのは世界でも青森だけという話があります。でも、負けてはいられません。テント2張りの周りをビニールシートで囲うなどしての譲渡会です。
 今回は十和田市から3か月になる子犬2匹が参加しました。きょうだいなのに「なぜ、こんなに大きさが違うの?」という感じの子犬たちでした。大きいほうは行動が活発で、小さいめのほうはおとなしいです。息子さんと来ていたお母さんが携帯で写真を撮って、自宅にいるお父さんに「どっちがいい?」などと相談していました。
 ねこは4匹に新しい飼い主さんが決まり、子犬は両方とも青森市内に貰われて行きました。

 1月8日(日)ワンニャンふれあい譲渡会




 昨年は春の足音が聞こえる3月に大震災に見舞われ、慌ただしい一年でした。今年は人にも、動物にも平穏でやさしい年であってほしいものです。
 2012年第1回譲渡会…雪が降っていましたが、開会時には人が集まっていました。
 寒さが厳しいので、ケージを透明ビニールでくるんだり、毛布を敷きつめたり、ペットボトルで作った特製湯たんぽ、ほっかいろを抱かせたりと防寒対策はしっかりです。
 参加したのはねこ12匹。12月下旬、東北ろうきん青森県本部地域貢献活動助事業で不妊・去勢した仙台からの被災ねこもふくまれています。
 黒石紅葉山のお寺で保護した黒猫のもみじろうは子どもたちに撫でられるとスリスリ頬を寄せてごきげん(黒猫の特有の行動?)。あっちこっちを行ったり、来たり…何の心配もいりません。なのに、貰い手がつきません。いっそうのこと、会のマスコットしては…という声がスタッフから出ていました。この日はねこ4匹が新しいご家族のもとへの門出となりました。お出でくださったみなさん、寒いなかをありがとうございました。

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